両腕の可動域が狭くなり、自力摂取が困難になってきたYさん。スプーンを口まで運ぶのに時間がかかり、最後は疲れて食べれなくなります。そこで、PTが本人の体型に合わせ、車椅子のシーティングを調整。そして、前傾姿勢になってしまうので前輪を少し上げて背中がまっすぐになるようにしました。右肘をテーブルの高さに上げて食事を提供してみましたところ、自力で最後まで食べれるようになりました。また、背筋を伸ばしたことで、嚥下もよくなりました。いつまでも自分の力で食べたい。そんな利用者の希望を、PT、介護員、調理員皆で考えていきます。食事は元気の源、大事です。
食事は大事