長い梅雨も明け、夏到来です。なごみでは今年も脱水予防の取り組みをします。
高齢者は・・・
・喉の渇きを自覚しにくい
加齢とともに口渇中枢機能が低下して自覚しにくい。
・腎臓機能の低下
腎臓で、水分や電解質を吸収しずらくなっている。
・食事量の不足
食べ物からも1000ml程の水分を摂取していますが、食が細くなったり、嚥下機能低下により食事から水分等の摂取が少なくなっている。
・トイレに行く回数を減らしている
頻繁にトイレにいくのを嫌がったり、介護者を気遣ったりして自ら水分摂取量を制限してしまう。
・利尿作用を持つ治療薬の服用
高血圧症や心不全等の治療薬で尿量が増え、体液を失いやすくなる。
などのリスクが高くなり脱水症を起こしやすくなります。
そこで、なごみでたくさん水分を摂取してもらおうと経口補水液やスポーツドリンクを常備しています。その他に、庭で採れた果実でジャムを作りゼリーやヨーグルトに添えたり、赤しそをジュースにしたり、梅シロップを作ったり・・・。利用者のみなさんも積極的に手伝ってくれました。「早く飲みたいねえ」といいながら。