2016/11/15
きれいなざる菊を鑑賞しながら屋外歩行訓練に行きました。デイのバリアフリーな室内では体験できないほど、畑の足場はデコボコ。しかし、ざる菊を近くで見たいので皆さん頑張って歩きました。
普段は杖歩行のOさん。外出時の歩行器も安定して慣れた様子。Oさんは時々自宅で転倒していましたが、デイで訓練を重ね、転倒の回数は減りました。現在も近くの診療所や飲食店に歩いて外出できています。
買い物に行きたい片麻痺のAさん。これからその目標に向かってみんなで訓練計画を立てていきます。屋外での歩行や車の昇降、階段昇降、荷物を持っての歩行、金銭管理等課題はたくさんありますが、楽しみながら一緒に頑張りましょう!
2016/10/27
~役割作りを考える~
家事などのできることはやっていただく。「ここに来たら自分の仕事がある」と思える環境を作っています。
まず皆さんのできる動作を考えて作業分担していきます。「なごみに仕事に来ている」Aさんは、こねたり煮たりと作業の中心で動きます。身体機能に負担のないよう座って出来る作業をするBさんは、お皿に盛り付け作業。独居のCさんは最後の盛り付け担当。きれいに仕上げてくれます。食器や調理器具も丁寧に洗ってくれます。
今はできなくなってしまった、失敗してしまったと、自信をなくしてしまわないように職員は作業を見守ります。今日はとても美味しいフルーツ白玉あんみつが出来ました。皆さん、有難うございました。
2016/10/6
敬老の日(デイサービスなごみ)
9月19日林太鼓保存会の皆さんが訪問され,林太鼓を披露していただきました。間近で聞く祭り太鼓は迫力があり、身体に響き渡ります。毎年心待ちにしている行事の一つで、昔を懐かしみ涙する方や、子供たちが孫の面影と重なり微笑む方等皆さんさまざまな思いで聞き入っておりました。地域の皆さんに支えられていると実感するひと時です。これからも共に発展していきましょう。ありがとうございました。
祝膳(デイサービスなごみ・なごみ白山)
鯛の塩焼きとお膳料理でお祝いです。皆さん「食べきれない程のご馳走ね」 とおっしゃいますが、美味しくて箸が止まりません。お膳はきれいになって返ってきますよ。
1日限りの行事食なので、食べれなかった人はまた次回をお楽しみに・・・。
2016/9/15
<介護支援センターなごみ15周年記念事業>
なごみ新社屋建設 1月完成
この8月1日で、当社は15周年を迎えることになりました。これまでの多くの人達のご支援に感謝申し上げると共に、地域に根ざした事業所として在宅高齢者の生活支援に、これからも一層努力して参る所存です。
介護保険法が施行された翌年の平成13年、妻田寄りの林5丁目林中学校の近くで開業し、平成16年4月に通所介護事業を開始するに伴い現在地に移転して参りました。生協ストア林店の跡地を改修して始めたデイではありますが、建物自体が古くさらに12年も経過しますと、使用するには大変に厳しい状況になっています。
新しい場所は現在地から300mほど緑ヶ丘寄りの住宅地内ですが、静かで落ち着いた所に広い土地が手に入りました。建物は上記のスケッチ画のとおりですが、ケアマネ事業と訪問介護事業・通所介護事業を移転させます。これからも職員一同介護サービスの充実に努めて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
<市議会議員との意見交換会>
7月14日に私共団体の厚木介護保険事業所連絡協議会と、厚木市議会の市民福祉常任委員会を中心にした有志議員13人で、在宅高齢者の実態と抱える問題について勉強会を開催しました。買い物困難・ごみだし困難・生活保護費の家族による搾取・今後の要支援者の問題・事業所数の乱立による職員不足等々です。2時間の会議時間が短く感じられる勉強会でしたが、本年度は計3回を計画しています。
厚木市の介護福祉施策の策定には、市民や業界の声はなかなか届きづらいものです。が私達の選んだ市議会議員達に正しい情報を伝えて市民のために必要なサービスの充実をお願いすること、これも私達の役割の一つではないかと思います。
介護支援センターなごみ 代表取締役 松尾 文夫
<楽しく運動 ケアトランポリン>
4月から なごみではケアトランポリンを機能訓練に導入しています。ケアトランポリンには・・・
・脳の機能回復
・衰えた筋力と脳を同時に活性
・抗重力運動
・認知症の予防
等の効果があるそうです。関節の痛みや、麻痺があり、「跳ぶことなんてできないわー」という方でも、乗ってストレッチを行うだけで、椅子の上や立ってやるのよりずっと筋肉の刺激になり、「足が伸びる気がする」、「力が入るようになった」と運動効果を感じられるようです。
もしものときに、大切なのは貯筋!運動は楽しく行うほど、身体にも、脳にもいい効果があります。デイサービスなごみには楽しく体力をつけるメニューがたくさん用意されております。見学や体験利用はお気軽にお問い合わせ下さい。
2016/9/5
8月なごみ納涼会を開催しました。
今年は、金魚すくい、射的、水鉄砲と昔懐かしい縁日を再現しました。
皆様短い時間でありましたが、童心に帰り縁日を楽しみました。
女性陣は、昔婦人会で踊ってたわ、と曲が流れると体が自然に動くものですね。
男性陣は、水鉄砲に食いついてました。いつも以上の笑顔を見ることが出来ましたよ。
金魚すくいの金魚さんは、皆さんに追い回され疲れてしまったようで・・・。
そして、今年も青森ねぷたの前で恒例の記念撮影です。素敵な笑顔を思い出に残しましょう!
2016/8/2
長い梅雨も明け、夏到来です。なごみでは今年も脱水予防の取り組みをします。
高齢者は・・・
・喉の渇きを自覚しにくい
加齢とともに口渇中枢機能が低下して自覚しにくい。
・腎臓機能の低下
腎臓で、水分や電解質を吸収しずらくなっている。
・食事量の不足
食べ物からも1000ml程の水分を摂取していますが、食が細くなったり、嚥下機能低下により食事から水分等の摂取が少なくなっている。
・トイレに行く回数を減らしている
頻繁にトイレにいくのを嫌がったり、介護者を気遣ったりして自ら水分摂取量を制限してしまう。
・利尿作用を持つ治療薬の服用
高血圧症や心不全等の治療薬で尿量が増え、体液を失いやすくなる。
などのリスクが高くなり脱水症を起こしやすくなります。
そこで、なごみでたくさん水分を摂取してもらおうと経口補水液やスポーツドリンクを常備しています。その他に、庭で採れた果実でジャムを作りゼリーやヨーグルトに添えたり、赤しそをジュースにしたり、梅シロップを作ったり・・・。利用者のみなさんも積極的に手伝ってくれました。「早く飲みたいねえ」といいながら。
さあ!たくさん飲んで、今年も暑い夏を乗り切りましょう!!!!
2016/7/2
中庭のプランターで育てた野菜の収穫を行いました。
家庭菜園のプロのKさんがなごみの中庭の野菜担当です。
今年何を植えようか、と社長と相談しながら二人で決めています。
まずは、春先に植えたジャガイモ。ジャガイモ堀をしたのは何十年振りのMさんがお手伝いしました。軍手を渡しましたが、二人とも素手で取りたいと。Mさんは、当時の思い出を語りながら大小
たくさんのジャガイモを収穫しました。そのジャガイモは後日カレーに使われました。
その他、なす・ミニトマトが採れ頃です。歩行訓練をしながらトマトをつまむ姿も・・・。
2016/5/16
4月にケアトランポリンを購入しました。
トランポリンをみた利用者様の表情は、童心に返ったようでした。
早速訓練に取り入れておりますが、どなたも楽しんで行っております。
ケアトランポリンには・・・
・脳の機能回復
トランポリンの上下運動は、高齢による運動不足で
忘れがちになっている内耳にある三半規管の機能
を回復させる等、脳全体の調整機能を高めるのに効
果があります。
・衰えた筋力と脳を同時に活性
バランスの取り方を、反射的に「からだ」に覚え直さ
せることや、脳全体の調整機能を高めさせるのに、
最も有効な運動です。筋力と脳機能の両面を活性さ
せ、寝たきりを予防する効果があります。
・抗重力運動
抗重力筋を鍛え、人間の通常の生活、歩く・起き上
がる・座るが維持できる効果があり、トランポリンの
上下運動がもたらす脳幹刺激が、高齢者の意識覚
醒を促し認知症の予防になります。
・自然治癒力誘発
アルツハイマー型認知症や寝たきりによる廃用性患
者さんにも有効性が認められています。
などなど、さまざまな効果が期待されます。1ヶ月が経ちましたが、そろそろ効果が出てきましたでしょうか。
ご興味がある方は、是非なごみにお越し下さいませ。
2016/2/18
デイサービスなごみでは、厚木市の「あゆコロちゃんGENKIポイント」事業を活用し、デイサービスで行っている「あゆコロちゃん体操」や、自主トレ指導しているホームエクササイズへの参加意欲をあげ、楽しんで健康維持していこうという取り組みを昨年6月より実施しています。
あゆコロちゃん体操を行う・毎日血圧測定する・1日30分歩く等、ポイントを貯めるための目標を立て、実施した日をカードに記入していきます。多い方では個人目標90ポイント貯まりました。
あゆコロちゃんGENKIポイントの応募は2月19日までですが、引き続き皆さんでリハビリや「あゆコロちゃん体操」を積極的に行い、いつまでも在宅で元気に過ごせるような体作りのお手伝いをしていこうと思います。
2016/1/25
介護支援センターなごみ15周年
この冬は温暖との予報ですが、皆様事業所におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素、当社介護支援センターなごみの居宅介護支援、訪問介護、2カ所のリハビリデイ事業に対しまして、ご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。当社では
一人ひとりの住み慣れた地域での生活を大切にしたい
一人ひとりのそれでも歩きたい その夢を大切にしたい
そういう経営理念のもと、在宅高齢者の地域生活支援を中心に、特にデイではOT・PTによる機能訓練に力を入れた事業運営を進めて参りました。気がつけば15年、これも一重に各事業所様のご支援によるものと感謝申し上げます。これを機に、当社のホームページをリニューアルしましたので、ご高覧の程お願いいたします。
平成27年度の改定で要支援の方の今後は
走りながら考える日本の介護保険事業は、まさに猫の目のように3年毎に目まぐるしく変わる。今回もまた大きな改定で、予防は市町村主体の地域支援事業に3年かけて移行されます。厚木市では早々に実施の手を上げ、全国の情報を集めながら私達介護事業所との意見交換をしながら、鋭意新規事業の構成に努力されています。
しかし、この新総合事業はご存じのとおり、主に自治会やボランティア等地域の資源を活用して地域の中で要支援者の自立を支援しようというのです。さらに要支援の方の介護報酬の減額ということになりましたので、私達介護保険事業所は要支援者の受け入れに二の足を踏まざるを得ない状況です。ただ、要支援者を多く受け入れている小規模デイでは、午前と午後の二部制にしてこの荒波を乗りきろうという所もあります。まずは地域資源の発掘と養成です。市の頑張りに私達も応援したい。この厚木市に介護難民を作らないためにも。
介護支援センターなごみ 代表取締役 松尾 文夫
『貯筋』をしましょう
年を重ねても元気に暮らしたい
安全に楽しく筋肉を鍛えよう
貯金ではなく、『貯筋』です。
平均的な生活をしていても、活動量は年齢とともに低下していることが多く、50歳以降は筋肉が一年間に1パーセントずつ萎縮しているといわれています。
突然な病気や怪我はだれにでもあるリスクです。貯筋がないと、病気や怪我が治っても、歩けなくなってしまうことになりかねません。普段から意識的に貯筋をしておくことで、なにかあっても歩ける、自分らしく暮らしていける生活ができるのです。
例えば・・・
・しっかり「貯筋」している人
2週間入院・・・今までと同じ生活ができる。「貯筋」は減ってしまったけど、まだ余裕があるから大丈夫!!
・今の生活に困ってないからと「貯筋」をしていない人
2週間入院・・・なかなか筋力が戻らず動けない。筋肉も貯めておけばよかった・・・。
筋力トレーニングの効果
90代であっても、筋力トレーニングによって、筋力は増強します。
また、専門のマシーントレーニングでなくても、正しい知識があれば、椅子に座ってでも、壁やテーブルに手をついてでも、家庭での環境で手軽に行えるものです。
デイサービスなごみでは午前中は椅子に座って60分のグループ訓練を行っています。午後は持久力とバランス機能を訓練できる様々な障害を用意したウォーキング訓練を行っています。通いはじめは体を動かすのが億劫だった利用者様もだんだんと楽しく、体を動かすのが心地よくなってくるように各自に合わせた内容にしています。
利用者様の中にはもう5年、8年と通いつづけ、今も変わらず独居やご夫婦でお元気に暮らしていらっしゃる方が大勢います。「もうこんな年になっちゃったわよ」と笑顔でお話ししてくださいます。「かわらず、すごせるのはなごみのおかげ」という言葉を職員も励みに、楽しく心も体も動かせるサービスを提供していけるよう努力をしています。